中国大使館、英紙の「チベット人焼身自殺」歪曲報道に反駁 (2)
改革開放以来、中央政府は一連の政策を打ち出し、チベットの宗教と文化を守ってきた。現在、チベットには各種宗教施設が1700カ所以上ある。出家僧尼は約4万6000人で、チベットの全人口300万人の1.6%を占める。世界の多くの宗教国家もこの比率には達していない。チベット文字は中国の少数民族の文字の中で最初に国際標準を備えた。他の民族と同様、チベット族は信仰と言論の自由が十分に保障され、生活水準も日増しに向上している。チベット族人民の平均寿命はダライ統治期の35歳から今日では67歳にまで伸びた。
中国は世界の大多数の国と同様、政教分離を行っている。宗教は国の行政、司法、教育に干渉してはならない。いかなる人または団体も、宗教を利用して人命を傷つけ、正常な社会秩序を破壊することは許されない。宗教を利用して国家の統一を脅かし、民族の団結を破壊することはなおさらに許されない。
嘘を暴くべき時がきた。人命を傷つける行為は制止されなければならない。悠久の歴史を持つチベット仏教が下心ある者によって宗教過激主義へと導かれることがあってはならない。われわれは数多の読者に、真相を見極め、嘘を非難し、宗教の自由の旗印をかかげて分裂活動を行うダライ一味の本質を見抜くよう呼びかける。悲劇が繰り返されてはならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年11月29日