釣魚島に日本の石垣市議ら4人が上陸
釣魚島に3日午前9時半頃、沖縄県石垣市の仲間均市議ら3人が上陸したのを日本の第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認した。約20分後、仲嶺忠師市議も上陸した。4人は午前11時55分頃、漁船に戻り石垣港へ向けて島を離れた。
沖縄県警本部の3日午後の発表によると、4人は2日午後10時40分頃に釣魚島から約170キロ離れた石垣港を出発し、その後釣魚島に南西方向から上陸した。当時、海上保安庁の巡視船がパトロール中だったが、県警本部は上陸を阻止する行動を取ったかどうか明らかにしていない。県警本部は「国の許可なく上陸した」として、今後事情を聴く方針だ。県警本部の2日の発表は、日本政府の関係部門が当初から情報を得て上陸が未許可であることを承知しながらも、放任したことを図らずも証明している。これは自ずと中日関係の大局に再び不協和音と障害をもたらすだろう。
仲間市議らは以前も釣魚島に上陸。中日船舶衝突事件後の2010年12月には南小島にも上陸している。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年1月4日