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米国の対中新戦略は「石器時代の発想」 米メディア

 米国のローカル・ニュースを配信するOrange County Register紙に1月14日、「石器時代の防衛政策」という記事が掲載された。以下はその概要。

 今月、米国のオバマ大統領は新防衛戦略を発表した。実際、これは米国に対する他国の侵略を防止するためのものではない。そんなことは起こり得ない。これは米軍の再編成を促すもので、「米国が世界で指導的役割を維持し、軍事上の優勢を保つ」ためのものだ。

 おかしなことにオバマ大統領がこの声明を発表したのは、毛皮を身に着け、石斧を振るう時代のことではない。にもかかわらず、彼のロジックは石器時代そのものだ。中国は、アジア諸国に派兵して自国の経済を潤しているのではなく、他国(米国を含む)に中国で生産した安い商品やサービスを販売して富を得ているのだ。

 米国の新戦略は完全に中国をターゲットとしたものだが、それは「台頭する貿易相手国である中国」に対してなのか、それとも「米国を威嚇するほど強大になった軍事大国中国」に対してなのだろうか。実際はこの2つを兼ねている。オバマの発言をみると、彼は新旧思想の狭間で揺れ動いているように見える。彼は中国の軍事力の拡大にはより明確な戦略的意図を明らかにしなければならず、地域の摩擦を避けることが必要だといっているが、中国が他国を攻撃する意思がないというならば(中国はすでにそうしているが)何を寄与できるというのか?実は、「戦略的意図を明らかにする」とは、中国は米国のアジアにおける軍事的な存在に対抗可能な軍事力を発展してはいけないことを意味しているのだ。

 ペンタゴン・米国国防部は、米国がアジアで軍事力を持っていることは防御と威嚇のためであり、永遠に侵略に用いることはないことは周知のことだと暗示している。だが、中国人はこの点が理解できない。中国人が目にしているのは、米国と日本、韓国、タイ、インドなどの周辺諸国が緊密な軍事的な連携を保っているということだ。米国第七艦隊は定期的に中国の海岸周辺をパトロールに訪れる。中国人は「関係ない。米国人は我々を威嚇しているだけだ」と独りごとを言っていればいいというのか。

 中国の人民解放軍がカナダやメキシコに駐留したら、中国の空母艦隊が米国西海岸周辺をパトロールしたら、米国人はどのような反応をするだろうか。きっと中国人と同じように疑惑を持たざるを得まい。実際、情勢は完全に変わっているにもかかわらず、彼らは相変わらず中国の台頭に相当疑心暗鬼になっているのだ。

 20世紀とは異なり大国間の戦争は、経済を考えると愚かなことであり、核武装の研究開発を思うと相当な自殺行為となった。これらを踏まえても、大国の軍事力は強烈に人々の想像力を支配する。米国の新防衛戦略には、米国の安全保障のため、米国以外の国の勢力は相対的に弱くなければならないという思想がみえる。これは、米国人の人類心理に対する無知を表している。これは米国民に「防衛という一点で大枚を使うこと」を説得するために他ならない。米軍は最大の既得権益集団だ。膨大すぎる予算を維持するためには、軍隊はもっともらしく納税者を威嚇するしかない。それがたとえ存在しないものであってもだ。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月18日

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