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学者:経済低迷が続く日本 東京ではハーフコートが流行

「週刊!深読み『ニッポン』」第4回

 「週刊!深読み『ニッポン』」第1回--「2012年、日本は一層の動揺期に入る」

 「週刊!深読み『ニッポン』」第2回--「学者:今年も「漂流」を続ける日本政治」

 「週刊!深読み『ニッポン』」第3回--「学者:領土紛争を利用して国内不満をそらそうと急ぐ野田内閣」

 1月の東京の気温は北京と比べればまだ温かい方だが、空港ターミナルビルを出る時にはやはり、冬の風に頬を打たれる寒さを感じる。半年ちょっとぶりに東京の街中をぶらついてみて気がついた、例年との最大の違いは、男性のコートが短くなったことと、女性のスカート姿が少なくなったことだ。男性のコートは以前よく見かけた膝まで覆うものではなく、スーツより少し長い丈のものが多い。スカート姿の女性は、最もファッショナブルな港区一帯でも10人中2、3人に減っていた。(文:趙剛・中国社会科学院日本研究所日本問題専門家)

 日本人は装いの見た目を最も重視する。男性は真夏でもスーツにネクタイ姿で我慢するし、女性は寒さ厳しい真冬でもスカート姿で我慢する。実は服装の変化には、社会の現状がよく映し出されている。ある小説に、男性のコートは昔の武士の甲冑に似て、長いと一層自信があるように見えるとの一節があった。バブル経済が崩壊したばかりの頃、日本の街中でミニスカートが流行した事も思い出す。経済指数が1ポイント下がると、スカートの裾は一寸短くなるといわれる。就職が難しくなっても、面接の際にミニスカートをはけば、セクシーな一面をよりアピールし、男性面接官の視線を引きつけることができるのだ。

 それでも自分の直感に余り自信がなく、書店でファッション誌を立ち読みしたり、ネットで今年の冬の流行スタイルをチェックしてみたところ、男女ともにカジュアル系が主流で、私の観察が正しかったことが証明された。数日の間に日本の友人と何人も会い、昨年3月11日の東日本大震災とそれに関連する放射能漏れ、低迷し続ける経済、政治の混乱、今後の日本の発展や前途に対する不安について話し合った。どれも溜息をつくものばかりだ。雑談の中で、男性のコートと女性のスカートにも言及した。日本の男性のコートが短くなったのは、不景気で以前の自信を失って控え目になり、人前で目立つのを望まなくなったから、女性のスカート姿が少なくなったのは、生活に追われて疲れ、以前のゆとりをなくしたからで、日本全体が萎縮と不安、将来への自信喪失の中にある、との少し極端な見方も出た。

 ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア(1月25日付)は「日本の輸出大国時代の終わり」という記事で、過去数十年間、家電や自動車を主力に牽引されてきた日本の輸出産業に警鐘を鳴らし、「企業の競争力が低下する中、日本の輸出はすでにかつての猛烈な勢いを失っている」と指摘した。日本財務省が25日に発表した2011年度貿易統計速報でも、輸出が2.7%減少する一方で輸入が12%増加し、年間の貿易赤字が2兆5000億円に達したことが明らかにされた。1980年以来の赤字転落だ。

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