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日本の学者は率先して侵略戦争の歴史を省察すべき (2)

 第3に、日本の戦争被害者意識。日本の戦争記念館の歴史観は次の3つに大別できる。(1)戦争被害者としての歴史観。広島と長崎の「原爆」祈念館がその代表で、原爆の被害の悲惨さを展示するが、日本がなぜそのような目に遭ったのかは展示せず、戦争加害者が戦争被害者を装うものだ。日本の主流はこの歴史観であり、日本人の大多数に影響を与えている。(2)「侵略戦争には道理があった」と鼓吹する歴史観。靖国神社の遊就館や各地の戦争史跡がその代表で、日本の発動した侵略戦争はアジア各国が欧米列強の抑圧から脱するのを手助けするための、いわゆる「正義の戦争」だったと鼓吹し、「植民地支配に功績あり」とする歴史観を喧伝するものだ。(3)戦争加害者の歴史観。沖縄平和祈念館がその代表で、日本の侵略戦争がアジア各国にもたらした災禍を正しく伝え、侵略戦争の罪の責任を反省し、平和的発展の道を歩むよう自国に呼びかけるものだ。だがこのような戦争記念館は極めて少なく、影響力もわずかだ。

 第4に、小さなこと、細部から入って、歴史的事件の過程の描写を重視する日本の学術界の研究方法。こうした方法は参考になる部分もあるが、細部にだけ注目し、歴史的事件の性質には注目しないのは、マクロ研究ではなくミクロ研究としか呼べず、歴史的事件の全体的認識に影響を及ぼしている。

 両国は歴史の記憶、描写、伝承方法が異なるため、各レベルの歴史認識にも一定の開きがある。だが学者がメディア、政治、社会環境に影響されることがあっては断じてならない。史実を尊重する実事求是の姿勢に基づき、独立して、冷静に、深く研究し、客観的で公正な研究結果を導き出さなければならない。日本の学者は率先して自国の歴史教育を省察し、日本の大衆の歴史認識を正しく誘導すべきだ。こうして初めて、中日の国民感情が歴史問題という壁を真に乗り越えることも可能になるのだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年2月10日

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