北京市長「北京と台湾の交流には大きな余地」
北京市の郭金龍市長は20日午後、台湾TVBSテレビのインタビューで今回の訪台の印象について「温かく、厚く、美しく、精緻で、広大」と表現。北京と台湾の交流には大きな余地があると指摘した。人民日報海外版が伝えた。
郭市長は「台湾の印象はとても良く、最初に感じたのは温かさだ。同じ言語、同じ文字、街の光景も来たことがあるかのようだ。社会各界が北京市訪問団を強く支持し、助けてくれたので、行く先々で同胞のよしみを感じた」と述べた。
また「台湾の秀麗さは風景に、美は人情にある。秀麗で美しい台湾に感動した。訪問中の社会各界の注目や反応にも、山間部の少数民族の子どもたちの純朴で真摯な出し物にも感動した」と述べた。
両岸の都市管理ノウハウを学び合ったことも重要な収穫だ。郭市長は台湾の都市管理水準を「精緻」と形容。台北、台中、新北の3市長との面会で、都市管理について話し合ったことを明らかにした。
北京と台湾の今後の交流については「非常に広大」と評価。「双方は助け合い、働きかけ合う中で、平和的発展を共に推し進める。経済、貿易、文化分野に限らず、大きな余地がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年2月23日