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歴史の抹殺は中日関係の未来を破壊する行為 (2)

 河村たかしは道理を説いても受けつけないが、その発言は断じて「個人的見解」として済ませられるような単純なものではない。ひどく強硬に歴史を抹殺しようとする河村たかしの偏屈な姿勢は、決して父だけに由来するものでもない。実際、日本国内では侵略の歴史と侵略者を美化し、定説を覆そうとする動きが後を絶たない。表に出て大いに放言し、靖国神社に駆けつけて大げさなパフォーマンスをするのは、往々にして政界、経済界、文化界の大物だ。この中には歴史研究や学術討論の名目を掲げて「南京大虐殺」などの問題で論陣を張っては大騒ぎをし、日本軍の犯した激怒すべき残虐行為に対しては目を開けていながら頑なに認めない者も少なくなく、「大虐殺も慰安婦も嘘だ」「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」などのでたらめな発言が後を絶たない。黒を白と言いくるめるこうした行為は、日本の侵略でひどい苦しみを味わった国から激しく非難され、日本国内の有識者からも批判され、反対されている。それでも小さくない市場を持ち、日本国民を欺き、害し続けている。

 過去数十年来、日本右翼が歴史問題において必死にダブルスタンダードを手放そうとしないのは、近隣国を始め世界各国には受け入れがたいことだ。再三再四もめ事を引き起こして、侵略の事実について言い逃れ、覆い隠し、さらには歴史改竄によって侵略戦争を自衛戦争に美化しようとする。その一方では、唯一の原爆「被害国」としての苦痛を誇張し続け、自国が他国に与えた癒えがたい傷については見て見ぬふりをし、さらにはなにかというと「歴史にこだわり続ける」「魂胆があって日本に的を合わせている」と他国を非難までする。道義と歴史的責任を逃れるこうした狭隘なやり方は、ナチスの犯罪行為に対するドイツの深い反省とは強烈なコントラストをなす。日本のいわゆる大国としての自らの位置づけにも極めてそぐわないものだ。

 われわれは河村たかしの言動は平和を愛し、中日友好を大切にする大多数の日本の民衆を代表するものではないと信じている。だが彼が公然と引き起こしたもめ事、およびそれを機にした日本メディアの大げさな報道が、中国人の感情と中日関係を傷つけたことは確かだ。過去40年間の中日関係を振り返ると、非常に重要な経験を導き出すことができる。つまり日本が歴史問題を比較的うまく処理している時は中日関係はある程度発展し、うまく処理していない時は中日関係に大小様々な面倒が生じ、相当長期間冷え込むことすらあるということだ。この観点に立つと、歴史の抹殺は苦労して手に入れた平和な生活の中に地雷を埋め、中日関係の未来を破壊する、両国の庶民に対して極めて無責任な行為である。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年2月24日

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