2012年6月15日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:12:15 Jun 15 2012

中国が冷戦に参加しない理由

 マレーシアの元財務相でアジア開発銀行の議長も務めたラザレイ・ハムザ氏に先日インタビューした。ラザレイ・ハムザ氏は1971年に首相特使として訪中し、周恩来首相と両国の国交樹立について話し合った当時、立ち後れた、発展できない遠くの社会主義国と国交を樹立する理由を多くの人が理解できなかったことを覚えている。当時周首相はラザレイ・ハムザ氏に「次の世紀はアジアの世紀となる。中国とアジアの台頭は西側を驚かせ、世界の平和に貢献するだろう」と明言した。1978年にマレーシアを訪問したトウ小平氏に、ラザレイ・ハムザ氏は西側が社会主義国も発展できると信じていないことについて尋ねた。トウ氏は「それなら彼らに静観させればいい」と答えた。現在世界は、冷戦はソ連解体によって終結したものの、中国の台頭と成功は社会主義の堅持によってもたらされる団結と奮闘によるものであることを目の当たりにしているのだ!(文:葉小文・中国戦略文化促進会高級顧問。2月29日の人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 そう、中国は社会主義を堅持している。社会主義なしに中国は救えず、社会主義なしに中国は発展できないのだ。30年余りの改革開放と持続的発展を経て、中国は経済規模で世界第2位に躍り出た。中国の特色ある社会主義は活力に満ちている。

 これを受けて「中国脅威論」が静かに台頭し、「冷戦再発」の予測がおどろおどろしく唱えられている。例えばサッチャー夫人は「冷戦は終結した。だが共産主義はまだ終っていない。つまり中国だ」と述べた。米下院外交委員会の元委員長は「過去50年間は米国とソ連が覇権を争っていた。今後50年は米中の覇権争いになる」と断言した。社会主義中国が台頭できると信じなかった西側は、今度は社会主義中国が自分たちと冷戦に入ることを懸念している。

 社会主義を堅持し、着実に発展し続けている中国は、どの国とも覇権を争わないし、どの国とも冷戦に入らない。

 確かに中国は規模が大きいため、動きが大きくなることも避けられない。13億人という人口は成果を小さくする「分母」にもなるし、問題を拡大する「分子」にもなる。人々は成果に自信を深めるが、問題を軽視することはできない。われわれは得難い発展のチャンスと同時に、予見できる、または予見できないリスクや試練にも直面している。力を結集して近代化を推し進め、発展と民生の問題を解決しなければならない。中国が平和的発展を堅持するのは、その決定的要因と内因性の動力によって決まる、基本的国情と文化伝統、国家の根本的利益と長期的利益、発展の趨勢と客観的法則に基づく、確固不動たる戦略的選択であり、どこかの国を説き伏せたり歓心を買うためのものではない。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古