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日本、米比の合同軍事演習に初参加=南中国海

 日本のメディアが伝えたところによると、米国とフィリピン両軍が3月末から4月にフィリピンに近い南中国海で実施する定期合同演習「バリカタン」の中の机上演習に日本の自衛隊が初めて参加することが分かった。ベトナムやシンガポールなど一部の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国も今回の演習に参加する予定。

 合同演習「バリカタン」はフィリピン北部のルソン島とその付近で実施されることが多いが、今年は南部の南中国海に近いパラワン島でも行われる。2月7日に行われた米タイ主導の軍事演習「コブラゴールド」に続き、日本が東南アジアの多国間軍事演習に参加するのは今年2回目。今回の演習は災害対応訓練とされているものの、日本政府の情報筋によれば、日本などの参加はこれまで対テロ訓練が主眼だった2国間演習が中国を念頭に置いた多国間連携に様変わりすることになる。

 自衛隊が参加するのは大地震を想定した机上演習。防衛省は自衛官2人を派遣する予定で、観察員の立場で参加するのか最終調整を行っている。

 国際関係学院の楊伯江教授によると、米国はアジア太平洋に戦略配備の重心を移しており、地域内の重要な同盟国である日本との協力強化を鮮明にしている。ここ数年、安定した成長を続ける中国に対し、日本の勢いは衰え、経済指数も低迷しており、両国の発展には差がみられ、地域の戦略的力のバランスを取ることが日本の課題となっている。こうした情報から、日本が中国に対して取る政策の両面性が際立ってきており、経済面では中国との協力を深化させる一方で、安全保障面では中国に対する防衛と局部的な対抗態勢を強化している。

 日本のほかにベトナム、シンガポールなど一部のASEAN加盟国も今回の演習に参加するで、米比の対テロ訓練が主眼だった2国間演習が様変わりしてきている。

 ただ楊氏は、周辺国の対中包囲圏形成には大きな役割を果たせないだろうと指摘する。「いわゆる中国の脅威に対応するという共通言語があっても、中国との経済協力による利益が対中安全保障政策の強度を有力に制約することになる。このためいわゆる対中包囲圏は中国と真正面から対抗できるはずがなく、真の役割を発揮できるか疑問だ」とし、「中国が現在の情勢下において合同軍事演習、重点国家や周辺国との協力、軍事の相互信頼増進など他国と軍事協力や交流を積極的に展開しなければならない」と指摘する。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月5日

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