重慶市トップが交代、張徳江氏に

張徳江氏

　中国共産党中央委員会はこのほど、張徳江氏が共産党重慶市委員会の委員、常務委員、書記の3役を兼任することを決定した。これまで重慶市トップだった薄熙来氏は同3役を兼任しないことになった。中国国営の新華社通信（電子版）が伝えた。


　張徳江氏略歴

　張徳江、男性、漢族、1946年11月生れ、遼寧省台安県出身、1971年1月中国共産党入党、1968年11月活動開始、朝鮮・金日成総合大学経済学部卒業、大卒。

　1968-1970年　吉林省汪清県羅子溝公社太平大隊知識青年
　1970-1972年　吉林省汪清県革命委員会宣伝組幹事・機関団支部書記
　1972-1975年　延辺大学朝鮮語学部で朝鮮語を専攻
　1975-1978年　延辺大学朝鮮語学部党総支部副書記、大学党委員会常務委員・革命委員会副主任
　1978-1980年　朝鮮・金日成総合大学経済学部に留学、留学生党支部書記
　1980-1983年　延辺大学党委員会常務委員・副学長
　1983-1985年　吉林省延吉市委員会副書記、延辺州委員会常務委員兼延吉市委員会副書記
　1985-1986年　吉林省延辺州委員会副書記
　1986-1990年　民政部副部長、民政部党組副書記
　1990-1995年　吉林省委員会副書記兼延辺州委員会書記
　1995-1998年　吉林省委員会書記、吉林省人民代表大会常務委員会主任
　1998-2002年　浙江省委員会書記
　2002-2007年　中央政治局委員、広東省委員会書記
　2007-2008年　中央政治局委員
　2008-　　　　 中央政治局委員、国務院副総理、国務院党組メンバー

　中共第14期中央候補委員、15期・16期・17期中央委員、16期・17期中央政治局委員。

　「人民網日本語版」2012年3月15日