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シリア問題 西側諸国が重要な点で大きく譲歩

政治的解決に関する中国の主張が国際社会に支持される

 国連安全保障理事会は21日、シリア問題についてアナン国連特使の6つの和平案を支持し、シリア政府と反体制派の双方に対して国連の監督下で一切の暴力行為を停止するよう求める議長声明を採択した。

 2度の協議を経て採択された今回の声明は19日にフランスの提出した原案を大きく修正し、各国の訴えに一定のバランスをとるものとなった。西側諸国はいくつかの重要な点で大きく譲歩、妥協した。これは次の点に反映されている。第1に、シリアの主権と領土保全および国連憲章の基本原則の尊重を強調している。第2に、政権交代またはそれを示唆する文言を含まない。第3に、武力介入、制裁またはその威嚇に関わる文言がない。第4に、一方的にシリア政府に圧力をかける、またはシリア政府による暴力的鎮圧を激しく非難する文言がない。

 中国の李保東国連大使は21日「シリアの事は結局はシリア人民が自ら決めなければならない。いかなる外部勢力もシリアに対して武力介入を行ったり、いわゆる『政権交代』を強引に推し進めるべきでない。安保理で今日採択された議長声明は、安保理の一致団結した声を反映しており、シリア問題の政治的解決に向けた積極的な一歩だ」と表明した。

 安保理議長国・英国のグラント国連大使は「議長声明はシリア政府と反体制派に対して、アナン特使の6つの和平案に反応を示さなければならないという、強く一致したメッセージを発した」と述べた。

 ロシアのチュルキン国連大使は、安保理がシリア問題で最終的に「実務的な」姿勢をとったことを歓迎。シリア危機の政治的解決に向けて引き続き努力するよう国際社会に求めた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年3月22日

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