2012年6月15日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:12:32 Jun 15 2012

ソウル核安全保障サミット、胡錦濤主席が演説

演説する胡錦濤主席

 韓国のソウルで27日、核安全保障サミットが開かれた。核物質と核施設の安全強化をテーマに、2010年のワシントンサミット以降の進展を振り返り、核安全保障の強化に向けた各国の措置と国際協力について重点的に議論した。

 サミットには53カ国、4つの国際機関の首脳や代表が出席。胡錦濤国家主席は「協力を深め、核安全保障の水準を向上」と題する重要な演説を行った。各国首脳は各々の見解や措置について説明したうえで▽ワシントンサミット以降、国際社会は自国の核安全保障の強化、国際協力の促進において前向きな進展を得た▽国際的な核安全保障は核テロなどの脅威に直面しており、楽観を許さない状況にある--との認識で一致。ソウルサミットの重要な意義を認めたうえで、政治的意志を結集し、連携を強化し、途上国の核安全保障能力や技術水準の向上に対する支援を含む的確で有効な措置を講じて、核施設の安全を守り、核物質の流失や拡散を阻止し、原子力の平和利用を確保し、世界の平和と安全を守ることを約束した。また、各国の承諾事項を再確認し、具体的措置に関する提言をまとめた声明を発表した。次回サミットは2014年にオランダで開催される。

 胡主席の演説の要旨は以下の通り。

 2010年の第1回核安全保障サミット以降、核安全保障分野で各国は前向きな進展を得た。その一方で、核安全保障は依然厳しい状況にある。中国は核安全保障を強く重視し、積極的に措置を講じて、新たな段階的成果を上げた。

 中国は自国の核安全保障能力の整備を強く重視し、国際的義務を厳格に履行し、国際協力を幅広く展開し、効果的措置を講じて大規模な公共活動における核安全保障を確保し、核安全保障と原子力の安全性の分野で外国を積極的に支援している。今後中国は核安全保障関連の措置を一段と講じ、自国の核物質と核施設の安全性を確保し、核安全保障全体の水準を高め、地域の核安全保障水準の向上に共同で尽力し、国際原子力機関(IAEA)との協力を全面的に深化し、大規模な国際的活動の核安全保障に関するノウハウを各国と分かち合っていく。

 普遍的な核安全保障という共通の目標は、各国が一致協力して初めて実現できる。以下の点を訴えたい。第1に、科学的、理性的な核安全保障の理念を堅持し、原子力の発展への自信を強化し、原子力の安全上のリスクを正視し、原子力の安全性と信頼性を強化し、安全で持続可能な原子力の発展を促す。第2に、核安全保障能力の整備を強化し、核安全保障国としての責任を担い、核安全保障に関する法体系、監督・管理システムを整備し、緊急対応チームの整備を強化し、研究・開発への取り組みを強化し、人員の育成を強化する。第3に、国際交流・協力を深化し、世界の核安全保障水準を高め、核安全保障に関する国際的な法的文書を普遍的なものとし、核安全保障の基準と規範を広め、核安全保障分野で積極的に支援し、途上国の核安全保障技術の水準向上を支援する。第4に、表面に表われた問題と根本的原因の双方に注意し、総合的対策を講じ、核拡散と核テロの根本的原因を取り除き、国連憲章の趣旨と原則を堅持し、相互信頼・相互利益・平等・協力という新安全保障観を堅持し、重大な問題や国際係争の平和的解決を堅持する。

 原子力の全面的な平和利用の実現は国際社会共通の目標だ。中国はこれまでと全く同様に、核兵器の全面禁止と完全な廃絶を推し進め、核先制不使用政策を恪守し、核不拡散の国際的努力に尽力し、各国の持つ原子力の平和利用の権利を支持し、平和が永続し、共に繁栄する、調和のとれた世界の構築にしかるべき貢献を果たしていく。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年3月28日

核安全保障サミットが開催
各国指導者が記念撮影
印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古