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BRICS首脳会議、胡錦濤主席が演説

演説する胡錦濤主席

 第4回BRICS首脳会議が29日、中国の胡錦濤国家主席、ブラジルのルセフ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、インドのシン首相、南アフリカのズマ大統領が出席して、インドの首都ニューデリーで開催された。「世界の安定、安全、繁栄に尽力するBRICSパートナーシップ」をテーマに、グローバル・ガバナンス、持続可能な発展、BRICS協力などについて踏み込んで意見交換し、幅広い共通認識に至った。

 胡錦濤主席は「互恵協力を強化し、素晴らしい未来を共に築く」と題する重要な演説で「BRICSは新興市場国と途上国の重要な一員であり、世界の平和を守り、共同発展を促すプラスのパワーだ。BRICS協力は現在、新たな出発点に立っている。これまでの事業を受け継いで将来の発展に道を開き、積極的に開拓し、新たな段階へと踏み出すべきだ」と指摘。BRICS協力の強化について次の4点を提言した。

 (1)共同発展を堅持し、共同繁栄を促進。引き続き自国の事をしっかりと行い、経済成長と民生改善の良好な基調を維持する。これ自体が世界の経済回復・成長への大切な貢献となる。

 (2)対等な協議を堅持し、政治的相互信頼を深化。互いの重大な利益や懸念を十分に配慮し、国際社会において相互尊重と対等な協議の模範となり、永遠に良き友人、良きパートナーであり続ける。

 (3)実務協力を堅持し、協力基盤を突き固める。各分野の協力がしかるべき効果を発揮するよう努力し、協力における経済、社会、民意の基盤を打ち固め、財政・金融当局間の協議と協力を強化し、ブランドプロジェクトを築く。

 (4)国際協力を堅持し、世界の発展を促進。世界経済ガバナンスの改革を推進し、新興市場国と途上国の議席と発言権を増やす。南南協力と南北対話を推進し、国際経済・金融・貿易・開発分野の意志疎通や調整を強化する。20カ国・地域(G20)や国連など多国間枠組みでの意志疎通や調整を強化し、多国間主義への重視と支持を形にする。

 シン首相、ルセフ大統領、メドベージェフ大統領、ズマ大統領はBRICS協力の重要な進展を積極的に評価。▽世界経済は楽観を許さぬ状況にあり、世界金融危機を引き起こした深いレベルの原因は依然存在する▽欧州債務危機は今も続き、新興市場国と途上国に深刻なリスクと試練をもたらしている▽国際社会は世界の経済の早期回復と、力強く持続可能で均衡的な成長の推進に共同で尽力すべき▽先進国は責任ある政策を講じ、自国の通貨・金融の安定を図るべき▽BRICSは自国経済の成長促進、内需拡大、民生改善、相互貿易・投資拡大に努力する--との考えで一致。

 さらに▽国連を主要ルートにグローバル・ガバナンスを推進し、各種のグローバルな試練に適切に対処すべき▽G20の役割を発揮し、引き続き世界経済ガバナンスの改革を推進し、国際通貨基金(IMF)のクオータ改革案を実行し、公平で、公正で、包括的で、秩序ある国際金融システムの構築を推進する▽金融、エネルギー、食糧安全保障、環境保護、気候変動、国連ミレニアム開発目標の分野でBRICSの協力を深化し、地域や世界の重大な問題における調整や協調を強化する▽パレスチナとイスラエル、シリア、イランなど重大な問題の対話を通じた平和的解決、国際関係の民主化を促し、世界の平和と安定を守る--方針を表明した。

 会議後、各国首脳は協力合意の調印式や共同記者会見に臨んだ。また「デリー宣言」を発表し、次の段階の協力に関する計画を明らかにしたほか、次回会議を2013年に南アフリカで開くことを決定した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年3月30日

第4回BRICS首脳会議が29日に開催
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