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中国、朝鮮半島の事変恐れない

 31日付の「環球時報」の社説によると、日本の田中防衛相は30日、朝鮮の「運搬ロケット」を迎撃する命令を発令し、朝鮮の衛星をめぐる北東アジアの緊張がいっそう高まった。衛星が本当に迎撃・破壊されれば、北東アジアは今よりもさらに大騒ぎとなるだろう。

 中国は当然そうなることを望んでいない。まず朝鮮は衛星打ち上げによる弊害を真剣に評価したほうがいい。必ず打ち上げが必要な場合、周辺国は感情を抑え、衛星打ち上げを大陸間弾道ミサイルの発射だとし、朝鮮という一つの小国の特殊な姿勢を地域全体の中心的事件とするべきではない。

 しかしこの願いはおそらくムダになるだろう。中国は北東アジアの主宰者ではなく、すべての力は時流のままにある。ここで何か起きれば中国は逃げられないが、幸い矢面に立つこともなければ、先に倒れることもない。

 中国は朝鮮に対しても、日韓米に対しても説得できるなら説得するが、北東アジアの軍拡競争や、朝鮮とどこかの国との直接摩擦や衝突など深刻な事変への対応力は強化する必要がある。それでこそ中国の説得により効果があり、衝突による行き詰まりに中国が巻き込まれることもない。

 朝鮮半島問題は中国にとって非常に重要ではあるが、いくら重要でもそれは外交利益の一部に他ならない。中国は半島情勢の安定に最大限努める必要があるが、半島の混乱を恐れるわけではない。混乱すれば混乱したで中国が情況に対応するだけだ。

 現在各国は情勢のエスカレートに中国が最も憂慮していると錯覚している。これはある意味、中国に対する善意的な解読ではあるが、そこは間違ってはならない。実際、中国より懸念している国がある。彼らは互いに強硬な姿勢を示しているが、実際に手を出すときは慎重だ。中国は他の多くの国より行動の余地がある。

 中国は北東アジアの安全に対し地域の大国としての責任を果たす必要があるが、この責任で身動きが取れなくなることはない。中国はより強大な海空軍力と迅速な対応力を身につけ、半島の事態が非理性的方向へ発展しないよう戦略的抑止力を強化する必要がある。

 中国の国力は日韓朝の合計をすぐに上回り、米国が北東アジアでスマートパワーを使う余地はだんだん小さくなる。北東アジアの外交は複雑に絡み合っているが、中国はそれに巻き込まれてはならない。最終的には実力勝負となる。臨機応変に対処できればいいが、他国の変化が早くて追いつかなければ、不変によって対応すればいい。

 新中国の歴史が経験してきた国外に関連する危機は非常に多い。対応が正確だった時もあれば、偏った時もある。しかし結局それですんだ。今の中国の力は当時とは比べ物にならない。中国国内の資源の数と質、国内事務の安全保障に占める割合は急拡大しており、今後国外に関連する危機によって中国がひるむことはない。

 最後に日本に忠告したい。日本も北東アジアの重要な国だ。日本が軍事力発展の理由にするなど半島の混乱は日本の短期的な需要に即しているが、北東アジアの混乱の中で利益が得られることはまずない。日本は半島の安全に尽力すべきだ。日本はずっと「大国」になりたがっているが、「大」か「小」かは日本によって決まる。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月31日

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