日本、朝鮮の衛星打ち上げ「視察」を拒否
日本政府は3日、朝鮮側から衛星打ち上げの視察に招待されたが、すでに断ったことを明らかにした。朝鮮は先月、故・金日成主席生誕100周年を記念するため、実用衛星「光明星3号」を今月中旬に打ち上げると発表。国連、韓国、日本、米国は打ち上げ計画の再検討または停止を呼びかけている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
日本の藤村修内閣官房長官は3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に朝鮮宇宙空間技術委員会から衛星打ち上げの視察への招待状が届いたことを認めたうえで「視察への参加は適当でない。日本はすでにロケットを打ち上げないよう朝鮮側に求めている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年4月5日