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ASEAN首脳会議、統合プロセスを推進

南中国海問題をめぐる大騒ぎはASEANの発展を妨害
ASEAN首脳会議

 第20回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議がカンボジアの首都プノンペンで3、4両日に開催された。

 首脳会議では「ASEAN共同体ロードマップ宣言(2009-2015)」、ASEAN安全保障共同体の構築、ASEAN経済共同体の構築、ASEAN社会文化共同体の構築、ネットワーク相互接続の実現、労働力移動の自由化、自然災害管理、食糧安全保障問題などについて踏み込んで議論。「ASEANプノンペン宣言:1つの共同体、共同体の運命」「ASEAN共同体の構築に向けたプノンペンアジェンダ」「2015年までのASEAN麻薬根絶区の構築に向けた宣言」などを採択した。

 首脳会議に先立ち開催されたASEAN外相会議では、ASEANの紛争解決制度に関する協定も締結。ASEAN内部の紛争の解決、ASEANの平和・安定の維持、共同体構築への各国の取り組みの加速に寄与する協定だ。

 ■ASEAN首脳会議の基調を妨害する別の声

 ボイス・オブ・アメリカ(VOA)ウェブサイトは先月26日「威望のため、南中国海問題に注意すべき」との記事を掲載。カンボジアはASEAN議長国という機会を利用して、南中国海問題の調整を後押しすべきだと主張。「だがカンボジアは中国との関係悪化を懸念し、そうする事を明らかに望んでいない」と指摘した。ロイター通信は29日に掲載した「首脳会議で試されるカンボジアへの中国の影響力」との見出しの記事で、ASEAN首脳会議で南中国海問題を取り上げないよう中国がカンボジアに圧力を加える懸念があると報じた。首脳会議が始まると、西側の記者は各国首脳や代表団が会場を出入りするたびに南中国海問題について質問した。

 首脳会議前の事務レベルの準備会合では、「南中国海における行動規範(COC)」について話し合われたが、これは今後の交渉で取り上げるべき内容について意見交換したに過ぎない。続く外相会議でも南中国海問題への言及があったが、これも「南中国海における各国の行動宣言(以下「宣言」)」の実行に向けたプロセスについての議論が中心を占めた。首脳会議で3日発表した「プノンペンアジェンダ」は、南中国海問題について、法的拘束力のある行動規範の最終的な成立を含め、「宣言」の実行に注意を払う考えを示した。「ASEANプノンペン宣言」にも同様の記述がある。

 4日発表の議長声明は、ASEANと中国にとって「宣言」が一里塚的な文書であることを再確認。今年第4四半期にカンボジアでASEAN・中国合同シンポジウムを開催し、「宣言」調印10周年を記念することへの支持、そして「宣言」の実行に向けた第5回ASEAN・中国高官会合、第8回ASEAN・中国合同シンポジウムへの期待を表明した。

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