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機に乗じてミサイル防衛システムの検証を試みる日本 (2)

 アジア太平洋地域の国家関係を研究する日本の仲村澄世氏は「MDシステムの構築は日韓の安全を確保できるとは限らず、反対にアジアに軍拡競争を招き、中朝対日韓という構造の形成を速めるうえ、日本を戦争に引き込むおそれすらある、愚かな行為だ」と指摘する。

 韓国は周辺国を刺激することを恐れ、米国のグローバルMDシステムへの参加には非常に慎重だ。

 韓国のミサイル専門家、金泰佑氏はロケットは高く飛ぶほど迎撃が難しくなると指摘する。韓国日報は「韓国政府にとってさらに難しいのは、米国のアジアMDシステムの推進が、韓国にもたらす厄介な事態だ」と報じた。かつてブッシュ米大統領(当時)に地上配備型MDシステムの国内配備の受け入れを求められた金大中大統領(当時)は、対中関係に配慮してこれを拒絶。この件に非常に立腹したブッシュ大統領はその後、金大統領に遠慮しなくなり、公の場で金大統領を「this man」と呼びすらした。

 「韓国は韓米同盟に配慮すると同時に中露との協力関係にも配慮しなければならない。韓国は中露が軽視できない大国であることを分かっているし、正常な軌道からそれたロケットを現在の軍の技術と装備で迎撃するのが非常に難しいということも認識している」と魏論説員は指摘する。

 MDシステムのアジア配備について、韓国はこれまで曖昧な姿勢をとり続けてきた。今回米国がアジアMDシステムの構築を再び持ち出したことで、韓国は大きな難題を抱えることとなった。「今回の事態を通じて、『余り言うことを聞かない朝鮮』『頭を悩ませる韓国』『狡猾な日本』『どこにでもいる米国』という構図を見ることができる。東アジア情勢は日増しに緊張し、現実的問題が絡み合い、利益が交錯の度合いを深め、1つの小さな動きが全体に影響を及ぼすようになっている」と魏論説員は指摘する。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年4月10日

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