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黄岩島騒動:「中国の定力」を動揺させられる波風などない

 最近フィリピンは中国固有の領土である黄岩島(スカボロー礁)海域で一連の無責任な行動を起こした。これは黄岩島海域の平和と安寧への撹乱であるのみならず、中国の周辺外交への挑戦でもある。

 中国の周辺外交のキーワードは善隣、近隣関係の安定、近隣国の経済成長促進だ。これは口先だけの立派な言葉ではないし、便宜的な措置でもない。仲睦まじく安寧な周辺環境を築き、周辺国と共に共同発展のチャンスを捉えることは、中国にとって平和的発展の道における必然的選択であり、長年来追い求め続けている目標でもある。厳しい試練に動揺せず、複雑な局面に惑わぬためには、並々ならぬ定力が必要だ。「中国の定力」は大多数の周辺国から理解と尊重を勝ち取り、協力の可能性を極めて大きく広げ、実り豊かな成果をおさめたと言えよう。「中国の定力」は急速に台頭する大国の国際社会における役割を人々が理解するうえで力強い現実的支えともなった。

 黄岩島海域の騒動は、中国と周辺国との関係における複雑な要素を再び浮き彫りにした。ごく一部の国は不健全な心理から、人為的に中国と紛争を起こし、さらには外部の力の助けを借り、既成事実によって中国の核心的利益を侵蝕しようとさえしている。これは中国の周辺外交を読み誤った、全く甘すぎる考えだ。

 黄岩島は中国固有の領土であり、黄岩島に対する中国の領有権には十分な法理上の根拠がある。中国外交にとって国家の領土主権の維持は神聖な使命であり、いささかなりとも曖昧にすることは許さない。強大な国力は中国の過ちではないし、中国外交のアキレス腱ではなおさらにない。弱小だろうとなかろうと、どのような哀れな姿を見せようと、どの国も故意に騒動を起こせば、それだけで強力な反撃に遭う運命にある。この件において、大国が小国をいじめるといった問題は全く存在しない。いわゆる「中国脅威論」が領土主権の維持における中国の行動を束縛することは永遠にあり得ない。

 中国外交の責任感は、複雑な事態を前にした自制と2国間協議を通じた処理という主張および努力、周辺国との友好関係の大局の断固たる維持に現れている。「中国の定力」を動揺させられる波風などない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年4月19日

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