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アジアの繁栄と安定の協力の道筋を探る

 日本はアジア外交を活発化させており、アジアの将来の政治、経済、安全構造に対する影響力を明らかに強めている。日本外交のこうした調整は昨年にはすでに兆しを見せていた。玄葉光一郎外相は共通の民主的価値観を基礎に「繁栄と安定の秩序」を築く考えを繰り返し強調している。

 日本では「親米派」と「アジア派」の角逐が続いてきた。アジア外交の強化はアジア諸国の全体的実力の高まりという背景に加え、地域に出現したいくつかの重大な調整とも関係がある。

 第1に、アジアにおける中国の影響力のたゆまぬ拡大。協力のレベルからもその深さからも、中国とアジア各国、特にASEAN諸国との協力は日本を凌駕しつつある。2008年までASEAN最大の貿易相手国はずっと日本だったが、昨年中国に取って代わられた。

 第2に、日本経済の収益源はアジアへのシフトを強めている。日本にとってアジアは国外生産額の半分近くを占めており、しかも今後数年間一定の成長率を維持すると見られる。

 第3に、米国による「アジア回帰」戦略の確立。日本外交の基軸は依然日米同盟であり、日本のアジア政策は米国に追随している。米国が戦略を調整すれば、日本も変えざるを得ない。日本はアジア太平洋地域に「開かれた多層的なネットワーク」を築くことを主張している。これは米国主導のアジア太平洋地域の将来の政治、経済、安全保障構造の助けを借りて、政治・軍事大国化という自らの目標を実現することが主たる目的だ。

 アジアへの日本の取り組みの強化は、アジアの経済発展にもアジア経済の整理統合にも資する。だが日本は米国への追随と依存、西側の政治モデルとイデオロギーへの強い同調のために、アジアとの融合に制約を課せられている。米国のアジア戦略には「旗を掲げて徒党を組む」一面がある。その結果として、アジアに新たな分裂をもたらすおそれがあり、すでに多くのアジア諸国が警戒を表明している。この問題における日本の将来の選択はより厄介なものになるだろう。日本は現在アジアに「傾斜」しつつあるが、これは「傾斜」に過ぎず、依然として漂い浮かぶ、つかず離れずの状態だ。

 アジアが必要としているのは外部の大国の設計した体制や枠組みに受動的に組み入れられることでも、いわゆる価値観によって線引きをすることでもない。アジアの繁栄と安定のカギは内部の団結を強化し、内部の協力を深め、自らの歴史・文化・伝統に基づき各国の内在的ニーズに合致する協力の道筋を探ることにある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年4月24日

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