中国の空母、11日間の海上航行を終え帰港
中国の航空母艦は11日間にわたる海上航行を経て、4月30日に濃い霧の中、予定より1日遅れ大連港に戻った。
今回、航空母艦は4月20日午前8時に大連から出航した。遼寧海事局が事前に発表したところによると、今回の航行は4月29日までの予定だった。
中国初の航空母艦として、毎回、海上航行は海外から注目を集めている。これに先立って、中国国防部の耿雁生報道官はこの航空母艦の最新状況を紹介した際、「空母の準備段階の海上試験航行は予定した成果に達した。今後は計画に沿って一連の科学研究試験を行う予定だ」と述べた。その上で、「今回の海上航行は予定された計画に基づいて行われたもので、当面の地域情勢とは関係はない」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」 2012年5月1日