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中日友好には双方の共同努力が必要 (2)

「週刊!深読み『ニッポン』」第18回

 ■中日友好には双方の共同努力が必要

 もちろん、中日民間の相互好感度が依然問題であることは否定できない現実だ。実際のところ嫌悪感と親近感の強さは、中日関係の発展状況を計る「温度計」だ。

 ここ数年の中日関係は紆余曲折続きだった。2005年前後はいわゆる「氷点」だ。2008年の四川大地震後、日本の救援隊のイメージを含む一連の善行によって、中国人の抱く日本人のイメージは大幅に改善した。2009年の中国映画『非誠勿擾』のヒットは中国で日本ブームの火付け役となった。この2年間は日本が新疆人ラビア(世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長)の訪日を2回認めたことで中国側が抗議した以外は、悪い情報は少なかった。このため2009年と2010年の世論調査では、一般の中国人の対日好感度は最も高かった。2011年になっていきなり下がったのは、中日船舶衝突事件が原因だ。その後も相次いで問題が生じたことで両国関係は急激に悪化し、過去最悪の状態となった。過去10年間に中日両国の大手メディアが発表した各年の「中日関係10大ニュース」を振り返れば、負の問題を最初につくり出したのは誰かが難なく見えてくる。

 2012年は中日にとって不惑の年だ。中国では、日本に注目する人々、特に中日関係に関心を抱く人々はこの「不惑の年」のチャンスを利用して、中日関係の改善を促進する活動を多く行いたいとみな望んでいる。だが考えもしなかったことに、2012年の新年早々から日本側で議員の釣魚島上陸、政府の離島命名、中国の軍事費への疑問視、政府高官の大虐殺否定発言などが続けざまに起き、中日交流に関心を抱く多くの中国人を困惑させ、失望さえさせた。

 次の典型的なケースの分析は、われわれが共に熟考するに十分な材料となる。

 2月16日、中日国民交流友好年の日本側開幕式が北京で開催された。

 2月17日夜、日本人観光客、河源啓一郎さんが武漢滞在時に自転車を盗まれ、東湖公安派出所に通報した。

 2月20日夜11時、武漢市警察は5万人余りの市民がマイクロブログで参加する中、迅速に事件を解決し、河源さんのために自転車を取り戻した。河源さんもマイクロブログを通じて日本の友人に「武漢の街全体に感動した」と伝えた。

 偶然同じ日に「河村たかし名古屋市長が南京大虐殺を否定」とのニュースを中日メディア多数がほぼ同時に報じ、中日間の話題は再び激しい嵐にさらされることになった。武漢市の警察と5万人の市民が見知らぬ日本人に親切かつ友好的に接している時に、日本の地方政府の「高官」は中国側の「友好訪問団」を接待する場で、なんと最低限の外交マナーも顧みず、口から出任せを言ったのだ。この2つの件は中国民衆に極めて広範な影響をもたらした。誰もが激怒して河村の発言を一斉に糾弾すると同時に、友好の願いと感情が深く傷つけられたと感じたのだ。

 この件がよく物語っているように、中日国民の友好は双方向で相互的なものなのだ。

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