2012年6月15日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:12:56 Jun 15 2012

日本最大のネット右翼の背景にあるもの (2)

 ネット右翼組織は「出入り自由」なので、普通の加入者に圧力はない。行動右翼組織の内部には階級があり、会員は歴史を理解し、「授業」を受けなければならないし、天皇家の系図をすらすらと暗誦することまで求められる。だがネット右翼に必読の書といったものはなく、必須の知識もない。在特会などのウェブサイトにメールアドレスを登録するだけで会員になれる。在特会の会員は日本全国に1万1000人いるが、実際に集会に参加し、行動を起こす会員はその1%に過ぎない。つまり在特会は入会も退会も気分次第で、うっぷんを晴らしたい時にクリックし、ウェブサイト上で大声で罵るという、いわば感情のはけ口としての役割を果たしているのだ。

 さらに、ネット右翼に加入することで一部の日本人は仲間として認められたいという渇望を満たし、「帰属感」を得ることができる。在特会のある幹部は安田氏に「これまで多くの団体に参加したが、いずれもこうした帰属感はなかった。右翼の在特会に参加して初めて、自分がこの社会の一員、みんなの中の1人であることを感じた」と話した。彼が日本のネット右翼の本拠地であるネット掲示板「2ちゃんねる」に過激な書き込みをすると、直ちに賛同のコメントが寄せられ、大いに「達成感」を感じたという。だが彼は後に在特会を退会した。余りにも馬鹿げていると感じたからだ。在特会はBBS上で、東日本大震災後に日本の東海岸沿いに大量の中国人が移住してくると書いた。明らかなデマだが、ネット右翼たちはこの情報に感情的に反応し、真剣に対策を討論した。こんな一目で分かる偽情報も事実のように受け止め、討論までするとは、余りに馬鹿げているし、恐ろしいことだ。そこで彼は在特会を退会したのだという。

 必死にスローガンを叫ぶ日本のネット右翼だが、実はその多くは全く中国に行ったこともなければ、在日華人と接したこともない。在特会の各支部はいずれも在日華人を1人も見ないような小さな都市にある。中国や在日華人についてさえ何一つ知らない彼らが、一体何に反対しなければならないのか全くわからない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年5月31日

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古