2012年6月20日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:34 Jun 20 2012

米下院、中国人排斥法について謝罪

写真:決議採択を受け、喜びと安堵の表情でチュー議員(右から4人目)と共に記念撮影する華人ら米国各界の人々

 米下院は現地時間18日午後4時55分、1882年の「中国人排斥法」を含む過去の一連の中国人排斥法についておわびの意を表する決議を全会一致で採択した。ちょうど130年の長い年月を経て、中国人を侮辱し、排斥した過去の醜い行いについて、ついに米下院が「後悔」を表明した。昨年10月6日には上院も過去の中国人排斥法についておわびの意を表する決議を全会一致で採択しており、これで上下両院共に中国人排斥法について謝罪したことになる。

 ■「百年遅れて訪れた正義、華人の歴史に新たな一章」

 米連邦議会初の中国系議員であるジュディー・チュー氏は2年前に米国華人全国委員会から華人団体160余りの請願書を手渡された時、この歴史的使命を引き受けることを毅然として決定した。また、自身の先人も中国人排斥法によってさんざん苦しめられ、屈辱を受けてきたことに触れ、先頭に立って議会に謝罪決議を求めることは自らの道義的責任だと表明した。米議会に謝罪を求める「1882計画」はこうして始まった。

 昨年5月26日、チュー議員は他の下院議員2人と共に下院に謝罪決議案を提出した。審議過程では異議もいくつか出たが、交渉を重ねた結果、チュー議員は他の下院議員9人と共に最終的な決議案を下院司法委員会に提出し、過去の一連の中国人排斥法が米国の華人に与えた被害についておわびの意を表するよう求めた。

 決議はまず、過去の一連の中国人排斥法の成立過程を振り返っている。一連の中国人排斥法は1878年に始まり、60数年後の1943年11月26日にようやく撤廃された。決議は「米国が全ての人は生まれながらにして平等という原則の上に築かれていることに鑑み、下院はその人種を理由に一連の法律による被害を受けた華人におわびの意を表する」としている。また「この決議はいかなる賠償を認可、支持するものでもなく、反米的ないかなる要求の解決にも用いられてはならない」と定めている。

 チュー議員は人民日報の取材に「今日はことのほか喜び、安堵し、光栄に感じている」「今日は歴史的意義のある日だ」と語った。中国人排斥法は華人移民が自ら米国公民になることを禁止していた。今や上下両院共に過去の醜悪な中国人排斥法について正式におわびの意を表した。過去四半世紀に米議会で採択された謝罪決議が4件のみであることを考えると、米国の華人にとって6月18日は格別に意義深い日だ。

 人民日報の取材した多くの人は謝罪決議が採択された背景には中国のたゆまぬ発展、強大化が強く働いていると指摘。謝罪決議の採択は歴史の1ページに過ぎず、今後も多くの取り組みが必要との認識も示した。今後も米国の華人は自らの権益を勝ち取るためになお長い道を歩まねばならないし、米国社会も様々な面で華人による参画と改善を必要としている。中米関係の良好な発展も中米両国民、特に米国の華人が守り、推進し、発展していく必要がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年6月20日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古