中国海監船隊が権益保全目的の定期巡視活動を完了
「中国海監83」「中国海監84」「中国海監66」「中国海監71」からなる船隊は南中国海の中国管轄海域での権益保全を目的とする定期巡視活動を完了し、広州中国海監第8支隊港に順調に帰港した。新華社が伝えた。
「今回の巡視活動で中国海監船隊は数十の島々の接近監察を行い、主権を示し、管轄を具体化した。既定の任務に加え、余り良好でない海況の下、南沙(英語名スプラトリー)諸島と中沙諸島北東部でそれぞれ編隊演習と仮想目標固定演習を行った。任務を順調に完了したと言える」と指揮官の中国海監第8支隊長は説明した。
今回は先月26日に三亜から出航し、北部湾(トンキン湾)入口へ到達した後に、一路南下して南中国海西部を経て万安灘(ヴァンガード堆)に到達。続いて北上して広雅灘、蓬勃暗沙、華陽礁を経て永暑礁に到達。さらに南下して柏礁、九章群礁、鄭和群礁、中業群礁、最後に中沙諸島を経て広州に戻った。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年7月9日