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沖縄、日本の反米最前線

「週刊!深読み『ニッポン』」第24回
沖縄の米軍基地

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 沖縄は日本における反米の最前線だと言っても過言ではない。過去数十年の間、われわれは沖縄人が各種規模の反米デモや反米集会を行ったとの報道に度々接してきた。在沖縄米軍兵士による強姦や殺人であったり、米軍の沖縄駐留への反対であったり、嘉手納空軍基地の騒音問題であったりとその理由は様々だが、基調はただ1つ。反米だ!(文:周冬霖・中日関係史学会理事、中日桜花文化交流センター主任)

 ここ数年、沖縄市民は米軍普天間飛行場の県内移設計画に反対し、最多で2万人の大規模な抗議集会を数回行った。一方、最近行われた5000人超の集会は、米軍の垂直離着陸輸送機MV-22「オスプレイ」の配備に反対するものだった。

 先月中旬、沖縄県宜野湾市は市民集会を開催し、地元普天間飛行場へのオスプレイ配備に強烈に反対した。6月13日に宜野湾市の佐喜真淳市長が「安全性の担保のないオスプレイに対して、市民が一致団結して意思を示すのがとても大切だ」と呼びかけ、5000人以上が参加した。

 宜野湾市民の抗議集会に歩調を合わせるかのように、朝日新聞電子版は14日付記事で「米空軍は新型輸送機CV-22『オスプレイ』が現地時間13日午後6時45分頃、フロリダ州で訓練中に墜落大破し、乗員5人が負傷したことを明らかにした。現在救出活動が行われ、空軍も事故原因を調査している」と報じた。

 この偶然の一致が、沖縄の反米集会に火に油を注いだ。集会では「若者」代表の高校生6人が発言し、仲井真弘多知事のメッセージも読み上げられた。また、オスプレイ配備計画の撤回を求める決議が採択された。その後、宜野湾市もオスプレイ配備計画の撤回を野田佳彦首相と関係閣僚に正式に求めた。沖縄を歩いていると、反米と関係する爪痕が自ずと目に入ってくる。

 第二次世界大戦末期、沖縄は凄惨を極める地上戦が起き、市民多数が死傷し、自殺を余儀なくされたことで世界的に注目された。第二次大戦終結後は米国に占領され、その後在日米軍の中心的駐屯地にもなったことで、非常に複雑な歴史的問題、現実的問題を抱えるようになった。占領と基地に反対し、民主を求める沖縄の人々の社会運動も盛んな勢いを保ち続けた。こうした要因によって沖縄は東アジア地域の冷戦の現実的見本、恒久平和・民主運動の重要な構成要素となり、日増しに緊密化する東アジアの国家・地域関係において議論を引き起こし、注目の的となり続けてきた。

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米国海兵隊施設
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