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野田首相の政策ブレーンが描く日本のビジョン

「週刊!深読み『ニッポン』」第27回  

 2050年の日本はどうなるのか?野田佳彦首相のシンクタンクは先日発表した一連の重要報告書で日本の将来のビジョンを描いた。(文:張勇・中国社会科学院中日関係研究センター秘書長)

 このシンクタンクは内閣府国家戦略室の下に設置され、「繁栄」「幸福」「叡智」「平和」の各部会で構成される。各部会は7月6日、政府に政策提言を提出した。以下、日本の中・長期的方針に関する記述の多い平和部会の報告書(略称「報告」)を中心に初歩的な分析を行う。

 一、「報告」の内容と基本的観点

 国際環境は日本の発展に深い影響を及ぼす。「報告」は冒頭の理念の部分でまず日本の置かれた世界の発展の大勢について展望し、現在から2050年までの期間、世界は怒濤の如き歴史的な絵巻を繰り広げると指摘。中国やインドをはじめとする新興国の台頭、資源の不足や地球の生態系への試練、先進国の高齢化、科学の発展、グローバル化による世界の変化などが重要な要素として特に注目されるとしている。

 複雑で変化に富む国際環境の中で、日本はいかにして役割を発揮すべきか?「報告」は日本は「平和」と「繁栄」の創り手になるよう尽力すべきだと指摘。この目標を実現するために「能動的な平和主義の堅持」「国力の総合的活用」「信頼され、敬意をもたれる国」「日本の価値観を国際舞台で活かす人材養成」の4つを基本原則に、政策決定能力、対外政策、人材不足など様々な方面の障害を克服すべきだとしている。このほか「効果的な安全保障体制の構築」「国際的ルールメーキングの主導」「近隣諸国との国民レベルでの相互理解の促進」「科学技術の開発と戦略的な利用の強化」「対外政策決定体制の調整」も提言している。

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