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対中外交で「小異を残して大同につく」精神を欠くようになった日本

「週刊!深読み『ニッポン』」第29回  

「週刊!深読み『ニッポン』」

 1972年9月29日の国交正常化以来、今日ほど中日間の意志疎通が困難で、領土問題で国民感情が強烈に対峙した時期はない。経済的には協力関係を深め続けているが、政治レベルではこれに歩調を合わせた発展はない。「四十にして惑わず」と言うが、中日関係は40年間歩んだ結果、国交樹立時の「小異を残して大同につく」精神が次第に忘れられ、「小異」を認めないことから始まり、中日間の原則的な溝が拡大している。(文:陳言・日本問題専門家、日本産網站CEO)

 ソ連崩壊後、日本は国防の重点を大幅に調整した。朝鮮に対する防備の名目で防備の主力を南西方面に配備すると同時に、日米軍事同盟の規定を見直し、日米共同で中国を牽制する態勢を築いた。こうした態勢ができれば、外交面で中国と「小異を残して大同につく」必要はもうないらしい。民主党内閣が釣魚島の領有権問題の存在を認めず、問題の解決に国内法を繰り返し使用していることは、中日関係に生じた明らかな変化を示している。この変化は中日国交正常化以来の原則的精神の全面的な否定であるのみならず、中日関係の今後の再安定化をひどく困難にするものだ。

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naranozz   2012-09-0161.86.34.*
全く同感です。私は戦前、戦中派の老人です。私たちの世代は中国文化を学校でずいぶん学習しました。戦後、1960年代までは私たちもアメリカにあこがれました。今の中国の若者も同じではありませんか? しかし、1990年冷戦終結後、日本はアメリカの経済戦略に乗り、大変な苦しみを味わったのです。賢明な中国が日本と同じ轍を踏むとは考えられませんが、アメリカ型の新自由主義は東洋の文化とは絶対に相容れないのです。なぜなら基本となるキリスト教(プロテスタント)のPhilosophyが東アジアにはないからです。皇室をはじめとして、日本の文化は中国の伝統文化の影響を大きく受けています。漢詩は今でもたくさんのファンがいます。日本の俳句や短歌を理解できる外国人は中国人だけなのです。日本人の中にも戦後ずっと、親中国の政治家や外交官もいるのです。日本人は、3.11以後、新たな日本国の在り方について模索し始めているのです。一部の国粋的な日本人につられて、貴国内でも軽薄な動きが頻発しますが、どうか大人の風格を持って対処されるよう心からお願い申し上げます。私は個人的に、あと10年貴国が平均7%程度の安定成長を続けて行ってほしいと願っているのです。なぜなら、アメリカ型のグローバル資本主義は続かないと思うからです。世界の平和と安定のためには、貴国を中心とするアジアが一神教の西欧にとって代わることになると信じています。わが日本は人口が減って行き、これ以上の成長を遂げることは至難の業です。アメリカにも、貴国にも従属しない、模範的な平和国家を目指したいと願っているのです。
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