中国、日本政府が右翼分子の釣魚島海域再進入を放任したことを批判
外交部(外務省)の洪磊報道官は3日の定例記者会見で、中国の海洋監視船が釣魚島(日本名・尖閣諸島魚釣島)海域で権益維持のための巡航を再度行った件について質問に答えた。
----10月3日に日本右翼分子が再び釣魚島周辺の領海に入り、中国の海洋監視船も再び釣魚島の領海に入って権益維持のための巡航を行ったとの情報は事実か。この件についてコメントは。
中国は中国の釣魚島海域への日本右翼分子の不法進入に断固反対する。現在の情勢、特に釣魚島問題について中日が協議と交渉に一段と力を入れている時に、釣魚島で挑発を繰り返す日本右翼分子の目的は何か?日本政府はなぜこれを再三放任するのか?近年、日本右翼勢力は釣魚島問題を取っ掛かりにして、絶えずもめ事を引き起こし、中日間の摩擦と中日関係の緊張を引き起こそうと躍起になっているのだ。
歴史を振り返ると日本右翼勢力はかつて国を軍国主義の道へ引き込み、戦争の策動地にし、アジア各国・人民に深刻な災禍をもたらした。釣魚島係争もあの戦争が残した問題の1つだ。歴史は覆しても、否定しても、忘れてもならないということをわれわれは強調しなければならない。中国人民とアジア各国人民、さらには全世界は、日本右翼勢力の野心に強く警戒し続けるべきだ。
中国側は事態の推移を緊密に注視している。中国の海洋監視船は釣魚島海域で権益維持のための巡航を継続する。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年10月5日