温家宝総理がカンボジア前国王妃、国王を弔問
温家宝総理は15日夜、カンボジアのシアヌーク前国王の生前の北京での滞在先に同国のモニク前国王妃とシハモニ国王を弔問し、シアヌーク前国王が不幸にも病で逝去したことに沈痛な哀悼の意を表した。
温総理はシアヌーク前国王の生涯を高く評価。「シアヌーク前国王はカンボジアの民族独立と平和的発展のために生涯奮闘し、不朽の卓越した貢献をした。シアヌーク前国王は中国とカンボジアの友好に長年尽力した、中国人民の偉大な友人だ。私自身もシアヌーク前国王と長年付き合い、深い友誼を結んだ。われわれはシアヌーク前国王をいつまでもしのぶだろう」と表明。前国王妃と国王にお悔やみの言葉を述べ、中国も前国王妃の家であり、中国の関係部門がこれまで同様に前国王妃に尽くすことを伝えた。
モニク前国王妃とシハモニ国王は温総理の訪問に心から感謝。「シアヌーク前国王はカンボジアと中国の友好事業に生涯尽力した、中国人民の古くからの友人、良き友人だ。カンボジア王室は前国王に対する中国側の過去40年来の心からの配慮に非常に感激している。前国王の切り開いた対中友好政策を継承し、両国関係の継続的前進を促していく」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年10月16日