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米国はアジアの安全保障環境を破壊する事を止めるべき

 パネッタ米国防長官は先日、韓米安保協議後の記者会見で、米韓両国がミサイル防衛(MD)システムの構築について協議を継続していることを明らかにした。米国は少し前に、日本南部に2基目のミサイル早期警戒レーダーを配備すると発表した。東南アジアにも同様のレーダー配備を図っているとの情報がある。

 次の段階でこの計画はどこまで範囲を拡大するのだろうか?このような大々的な配備が、まさか本当にアジアの安全保障のためだとでもいうのか?米議会研究部門のMD専門家、スティーブン・ヒルドレス氏は「米国は表では朝鮮を念頭に置いたものとしているが、実際には長期的に見て中国を念頭に置いたものだ」と指摘する。ある米高官は「このレーダーは朝鮮とともに、中国を封じ込めることもできる」と分析する。米政府はこうした考えがあるのかどうか、まだ明言していないが、米国の欧州MDシステム配備の様々な経緯を想起せずにはいられない。米国は欧州へのMD配備はロシアを念頭に置いたものではなく、イランの脅威に対応するためだと誠実そうに誓った。ロシアは「それならMDシステムを露米で共同構築するか、ロシアを念頭に置いたものではないことを法的な形式で約束すべきだ」と主張した。その結果がどうだったかは、世界の誰もが知っている。紙で火を包めないように、真相は隠しきれないものだ。手品もやり過ぎれば、ぼろが出るものだ。

 米国はMD構築を取っ掛かりにして、関係国との政治・軍事同盟関係を強化する。こうした国々はひとたび参加すれば、米国の軍事計画にきつく縛り付けられてしまう。軍事的には、これは米国の国家MDシステムのグローバルな延伸であり、グローバルな軍事覇権を維持するための重要な一環だ。MDシステムのアジア配備への米国の熱中が「アジア太平洋リバランス戦略」によるものであることは明らかだ。様々な兆候は、この戦略がアジアに新たなごたごたをもたらす可能性があることを示している。結局のところ、米国の主導的地位はアジアの対立と分裂を代償とする可能性が高いのだ。これはまさに多くのアジア諸国が最も懸念している事態だ。

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