温家宝総理がマレーシアのナジブ首相と会談
温家宝総理は18日、マレーシアのナジブ首相と会談した。 |
温家宝総理は18日、マレーシアのナジブ首相とプノンペンで会談した。
温総理は「近年来、中国・マレーシア関係はたゆまず進展し、中国・ASEAN諸国関係の先頭を歩んでいる。双方は戦略的観点に立って、政治、安全保障分野の相互理解と支持を一層重視している。中国はマレーシアにとって最大の貿易相手国となった。両国の金融、大プロジェクト分野での協力および人的・文化交流は際立った成果を上げている。これは両国が複雑に入り組んだ地域情勢と世界金融危機に連携して対処するうえでプラスであるのみならず、より長期間、より高い水準で共同発展を実現するための基礎固めともなった」と指摘した。
温総理は「両国政府は一層緊密に連携し、指導、調整、貢献の役割をより良く発揮し、『中国・マレーシア経済貿易協力5カ年計画』の策定を積極的に進め、中国・マレーシア欽州産業パークとマレーシア・中国クアンタン産業パークの成功を確保すべきだ。また、観光、教育、金融、医療、通信分野の協力を大々的に開拓し、両国および両国人民により多くの恩恵をもたらすべきだ」と提言した。
ナジブ首相は「両国の指導者および各界の共同努力の下、マレーシア・中国関係は発展し続け、各分野の協力は大きな成果を上げ、国民間の友情は日増しに深まっている。中国共産党の第18回党大会の成功を受け、マレーシアは中国および対中関係の発展の将来への自信を一段と強めた。中国側と共同でしっかりと二国間経済貿易協力計画を策定し、両国の工業パークを成功させたい。中国企業が対マレーシア投資を拡大し、重要なインフラ整備事業により多く参加することを歓迎する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月19日