中共中央が民主協商会を開催
【中日対訳】 中共中央は2月28日午前に中南海の懐仁堂で民主協商会を開き、国務院の機構改革と機能転換、中共中央が第12期全人代第1回会議に推薦する予定の国家機構指導者人選提案名簿および全国政協第12期第1回会議に推薦する予定の全国政協指導者人選提案名簿について、各民主党派、全国工商業連合会、および無党派人士に状況を通達し、意見を聴取した。習近平中共中央総書記が会議を主宰し、重要談話を発表した。
会議には中共中央政治局常務委員である李克強、張徳江、兪正声、劉雲山、王岐山、張高麗の各氏も出席した。
習総書記は談話で「行政体制改革は経済的基礎への上部構造の適応を促すうえでの必然的要請だ。小康(ややゆとりのある)社会の全面的完成と改革開放の全面的深化という目標を達成するには、すでに30年余り進められ、重要な成果を上げた行政体制改革を深化し、経済・社会発展を制約する体制・制度上の弊害を除去しなければならない。国務院の機構改革と機能転換は行政体制改革において極めて重要な役割を果たしており、最初にしっかりと押さえる必要がある」と指摘。
「国家機構と全国政協の新たな人事、特に上層部の人事をしっかりと行うことは、全国両会を成功させるうえで最も重要な仕事であり、小康社会の全面的完成の全局に関わる重大な事だ。中共中央政治局はこれを強く重視し、民主主義を存分に発揚して、人選の条件、各方面の構造的要請および活動上の必要を全面的に考慮したうえで、提案名簿を提出した」と強調した。
さらに「各民主党派、全国工商業連合会、および無党派人士を招いて、国家機構指導者の人選を含む国家の政治における重大な問題について協商を行うことは、多党協力と政治協商制度の内在的要請であり、わが国の社会主義民主主義の具体的体現であり、わが党の優れた伝統、一貫したやり方でもある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月1日