外交部:安倍氏の歴史認識発言に驚き
華春瑩報道官 |
外交部(外務省)の華春瑩報道官は8日の定例記者会見で、歴史認識問題に関する日本の指導者の発言に驚いていると表明した。
記者:共同通信によると日本の安倍晋三首相は7日、歴史認識問題に言及した際「各国ともに自国の歴史に誇りを抱いており、互いに尊重し合うことが大切だ。歴史問題を外交カードにするやり方は間違っている」と述べた。これについて中国側のコメントは。
華報道官:日本軍国主義による対外侵略・拡張と植民地支配はアジア隣国に深刻な被害を与えた。これには動かぬ証拠があり、すでに確定した評価を覆すことは許されない。日本が歴史を扱ううえでの正しい姿勢は原則なしの「誇り」ではなく、侵略の歴史を直視・反省し、歴史問題をアジア被害国国民の感情を刺激し、傷つける道具とすることを止めるべきだ。国際社会の正義の声に真剣に耳を傾け、歴史に誠実に向き合うよう再度日本側にご忠告する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月9日