国家海洋局の機能・機構・人員編成を明確化
【中日対訳】 国家海洋局は9日、国務院の了承を得た「国家海洋局の主要機能と内設機構および人員編成の規定」を公表し、国家海洋局の主要機能、内設機構、人員編成を明確化した。
規定によると、国家海洋局は中国海警局の呼称で海洋権益維持目的の取締りを展開し、公安部(公安省)から業務指導を受ける。海警司は海警部隊の展開する海洋権益維持目的の取締りの具体的活動を統一的に指揮、配置する。国家海洋局北海支局、東海支局、南海支局は管轄海域の海洋監督・管理および権益維持目的の取締りを行なう。3海区支局は沿海省(自治区、直轄市)に11の海警総隊およびその支隊を設置する。中国海警局は海警総隊による海洋権益維持目的の取締りを直接指揮できる。
税関と中国海警は情報交換・共有の仕組みを築き、連携を強化する。このほか、中国海警は権益維持目的のパトロール中に発見した船舶およびその活動が海洋環境汚染をもたらすものである場合、直ちに制止し、現場で調査と証拠採取を行なう。その後、海洋汚染防止に関する国際条約と法規に照らして関係当局が処理する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月10日