中国の友好都市が2000組突破
中国人民対外友好協会の李小林会長は6日の中国国際都市協力フォーラムで「中国はすでに世界131カ国と2022組の友好都市(省州)関係を締結した。友好都市は中国と外国の地方政府、都市の各分野での交流・協力の主要ルートとなっている」と述べた。
中国国際友好都市連合会の李利国事務局長は人民日報の取材に「都市化水準の急速な高まりに従い、2020年までに友好都市の数を大幅に増やして3000組以上にするとともに、政治、経済、貿易、科学技術、文化、教育分野の対外交流・協力を一段と深め、友好都市の持続可能な発展の水準を全面的に高めて先進国の水準に近づけることを目指す」と表明した。
■勢いよく発展する友好都市事業
李事務局長によると、中国の国際友好都市事業は1973年の天津市と神戸市から始まり、2013年まで40年の道程を経てきた。この道程は3段階に分けることができる。
1973年から1978年の第1段階で、中国は6組の国際友好都市関係を締結。相手国は日本のみに限られ、「歩み出した模索の段階」にあった。
1979年から1991年までの第2段階で、友好都市は390組に増加し、多くの国々に拡大。友好的往来は経済、文化、教育、人材育成などの分野に拡大し、「踏み込んだ発展の段階」に入った。
1992年から現在までの第3段階では、改革開放の深化に伴い中国の各都市が経済力を強め、友好都市事業が多大な発展を遂げ、「勢いよい発展」の段階を迎えた。