習主席が米副大統領と会談 新型の大国間関係の構築に努力
習近平国家主席は4日、バイデン米副大統領と人民大会堂で会談した。 |
習近平国家主席は4日、バイデン米副大統領と人民大会堂で会談した。両氏は中米関係や関心を共有する国際・地域問題について踏み込んで意見交換し、中米双方が対話、交流、協力を強化し、新型の大国間関係の構築に努力する必要性で一致した。
習主席は「今年私はオバマ大統領と2回会談し、衝突せず、対立せず、互いに尊重し合う、協力・ウィンウィンの新型の大国間関係の構築に努力する考えで一致し、両国関係の今後の発展の方向性を明確にした」と表明。
「現在の世界は安寧とは言えない。中米は世界の平和と安定の維持、人類の発展と進歩の促進において共通の責任を担っており、対話と協力の強化が唯一の選択肢だ。双方は両国関係の正しい方向性をしっかりと把握して揺るがぬようにし、互いの核心的利益と重大な関心を尊重し、実務協力を積極的に拡大し、敏感な問題や溝を適切に処理し、中米関係の持続的、健全、安定的、前向きな発展を確保する必要がある」と指摘した。
バイデン副大統領は「米中関係は21世紀における最も重要な2国間関係だ。米側は米中関係の推進に向けた習主席の戦略面の先見性と実務的姿勢を称賛し、中国側と共に、相互尊重、相互信頼、対等性を基礎とする新型の大国間関係の構築に積極的に努力する」と表明した。
習主席は台湾問題、チベット問題、東中国海防空識別圏問題における中国側の原則的立場を重ねて表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月5日