ネット上の風刺画像(出典:蝦米軍事網) |
日本国の安倍首相は最近よく眠れないそうだ。だが安倍首相は9日、アフリカ訪問を前に再び放言した。安倍首相はたとえ批判されても靖国神社参拝を続ける考えだと日本メディアは読み解く。四方八方から問題視されていることに、安倍首相は再び過ちを押し通して非を悟らぬ姿勢で応じた。日本に保護の笠を提供する米国はアジア太平洋回帰の発言力掌握を望んでいるが、今回は安倍首相を意のままに操れなかったようだ。人民日報海外版が伝えた。
■米国にきまりの悪い思いをさせた
「安倍氏の靖国参拝や慰安婦関連の発言は米国にきまりの悪い思いをさせた」。復旦大学国際問題研究院の沈丁立副院長は「米国は正義の側を自任し続けており、安倍氏の言動に『失望』した。靖国参拝は安倍氏が覇権について反省していないことを物語っており、米国にとって日本の価値が下がっていることも意味する」。
北京大学国際関係学部の李義虎教授は米日の特殊な関係の視点から分析。「米日間には2層の関係がある。1つは戦勝国と敗戦国との関係。もう1つは盟主と小さな相棒との関係だ。米国の『アジア太平洋回帰』という背景があるからこそ、安倍氏は世界の反対も顧みず公然と大悪事を犯す勇気を得た。だが、もし安倍氏が約束を反故にし、戦後秩序を破壊するのなら、米国の譲れぬ一線と衝突することになる」と指摘した。「米国が日本を利用して『アジア太平洋回帰』を果たそうとしているのは確かだ。だが安倍が譲れぬ一線に挑戦することは断じて許さない」。