李克強総理は13日夜、ポーランドのトゥスク首相と電話会談した。
トゥスク首相はまず、マレーシア航空機が消息不明となっている事件について、中国側に慰問の意を表した。李総理はこれに感謝し「現在中国は関係国と緊密に協力し、消息を絶ったマレーシア航空機の捜索活動を強化し、物事を適切に処理している」と説明した。
トゥスク首相はウクライナ情勢についての見解を説明。李総理は中国側の原則的立場を表明。「ウクライナ情勢は非常に敏感であり、政治的解決を要する。中国は一貫して公正で客観的な姿勢を堅持し、和解と対話を積極的に促している。われわれは関係各方面に対して、冷静さと自制を保ち、法律と秩序の枠内で、対話と交渉を通じて溝の政治的解決を探るよう呼びかける。中国は国際社会と共に、ウクライナ危機の政治的解決の推進に建設的な役割を発揮したい」と重点的に指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月14日