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現在位置:人民網日本語版>>政治>>記者会見
更新時間:11:23 Dec 07 2008
外交部記者会見の舞台裏(2)いかめしいイメージも変化
現職報道官の劉建超氏
 国務院新聞弁公室・最高人民法院・外交学院などの「報道官育成班」「突発事件メディア対応研究討論班」の特別講師も務める鄒建華氏は、報道官という職業の特徴やテクニックにもプロとしての意見を持っている。

 鄒氏によると、報道官の質問の答え方は国によっても違うという。米国の報道官は難しい質問が出されると、回答をいったん停止し、用意した原稿を確認してから回答することがある。中国の報道官はこのようにすることはない。また米国の報道官は何らかの回答を拒否する時、「あなたのこの質問には答えたくない」「今日はこの問題には答えたくない」「今日はあまりたくさん話したくない」など、ぶっきらぼうとも感じられる直接的な表現を使うことがある。中国の報道官はこのような表現はほとんど使わない。

 外交部の報道官は、中国政府のイメージを代表する人物でもあり、とても厳粛でいかめしい印象を与えることが多かった。だが鄒氏によると、このような印象は徐々に変わりつつあるという。最も印象深いのは、現職の報道官である劉建超氏が02年6月に初めて行った記者会見。会見の当日、中国のサッカーチームがワールドカップに初登場した。劉報道官はサッカーという世界共通の言語をうまく使い、記者会見ホールの雰囲気をリラックスさせ、外交部報道官の親しみやすくユーモアのある一面を見せた。「あの記者会見は、外交部の記者会見史上で最もリラックスした場となった。最初から最後まで笑い声に満ちていた」と鄒氏は当時を振り返る。

 1983年から2008年までの25年間で、合計20人余りの外交部報道官が各国メディアのカメラの前に立った。この期間に外交部長を務めた4人のうち2人が報道官を担当した経験を持つ。記者会見の頻度も週1回から週2回に増やされた。記者会見の形式も、報道官の発言だけで質問時間はなかったのが、制限時間なしで質問を受け付けるようになった。中国の改革開放の足取りに伴い、外交部報道官にまつわるエピソードもさらに豊かなものとなっていくに違いない。(編集MA)

 「人民網日本語版」2008年10月21日
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