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大物助っ人が相次ぐ中国プレミアリーグを去るのはなぜか (2)

 「中国サッカー界は、プロ化されていない部分が多すぎる」と話すのは、中国人選手・高雷雷だ。ニュージーランド、フィンランド、米国各国のFCでプレーしてきた高選手は、外国と中国のサッカー界の大きな差を肌身で感じている。

 中国サッカーはプロ化されて以来、実力ある外国人助っ人を絶えず獲得してきた。初期のウィルキンス、ハンスから、その後のネメチェク、ヤンコヴィッチ、そしてアネルカ、ドログバまで、助っ人の評判や契約金は高まる一方だ。「大物助っ人」であるかどうかは、契約金だけではなく、プロとして素養も問われる。彼らのために「プロチーム」の環境を整えることができないならば、彼らの入団をきっかけに中国サッカーの持病を治すという期待は持てない。多額のお金を無駄遣いしただけに終わり、本当の尊重と発展を手に入れることは難しい。

 日本もJリーグ創設初期、多額のお金で海外のスター選手を引っ張ってきた。かつてブラジルチームのキャプテンを務めたドゥンガはジュビロ磐田で4シーズンプレーし、ジーコは鹿島アントラーズで14年にわたり活躍、彼らは、その後の日本サッカーの躍進に大きく貢献した。中国プレミアリーグのクラブの多くは、ビッグネームを獲得する経済的実力や熱意を持っている。だが、それがリーグ戦のレベルアップを意味するのだろうか?トンマージが話したように、助っ人はチームにある程度貢献するだろうが、彼らから学ぶかどうか、いかにして学ぶかは、結局は中国サッカー自身の問題だ。国内の選手が、助っ人のプロとしての素養を褒め称えているが、それをいささかでも自分のものにした選手は、果たして何人いるだろう?(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年2月1日

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