「海外メディアの見る海南」取材団は5月22日、三亜鳳凰島国際郵輪(クルーズ客船)港を訪れ、急速に発展しつつある三亜の客船母港の現状を視察した。人民網が報じた。
鳳凰島は三亜湾に位置し、四方を海に囲まれ、三亜中心部には橋で連結されている。同島は、天然のサンゴ礁を土台に周囲を埋め立てて作ったもので、面積は約36万5千?に及び、10万トン級の客船埠頭と5棟の別荘式ホテル(国際養生リゾートセンター)が設けられている。
自然条件に恵まれた三亜の客船観光は、三亜経済の成長を促す「潜在株」として海外メディアの注目を集めている。
三亜鳳凰島投資集団有限公司の担当者によると、現在、米ロイヤル・カリビアン・インターナショナルやイタリアのコスタ・クルーズ、ホーランド・アメリカ・ラインなど国際的に名の知れた多くのクルーズ会社が三亜に定期便を運航している。統計によると、2007年の操業開始から現在まで、鳳凰島客船母港の出入港隻数は延べ660隻余りに達している。
三亜鳳凰島国際郵輪港はすでに10万トン級の国際客船埠頭を設けており、一度に3000人の国際観光客の入境を受け入れることができ、年間旅客受け入れ能力は延べ60万人以上に達する。
鳳凰島二期プロジェクトではさらに22億6000万元が投じられ、10万トン級1つ、15万トン級2つ、22.5万トン級1つの埠頭が建設される。「客船の都」への三亜の発展はさらに盛り上がることになりそうだ。
「人民網日本語版」2013年5月31日
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