シングルの7割「この冬、心温まる恋がしたい」 (2)
▽シングルの75.2%が「近いうちに恋愛をしたい」
婚姻サイト「世紀佳縁」の主催で11月23日午後、あるホテルにおいて、いわゆるお見合いパーティが行われた。参加者は約220人で、多くの人が開始前の正午頃にはすでに来場し、群がる参加者の中から自分の気に入る相手を探そうと必死になった。
パーティ会場では、シングルの男女たちが、「結婚したい!」「尽くします!」「素敵な人に出会いたい!家庭を持ちたい!」といったスローガンを叫んだ。
よく見ると、参加者の3分の2は女性である。世紀佳縁のキョウCEOによると、ウェブサイト上の登録会員の男女比率は平均しているが、お見合いパーティには女性のほうが積極的のようだ。シングルの女性は集団行動を好む傾向があり、こうしたパーティも、何人かで誘い合って参加するが、男性は単独で参加するのが一般的だ。
今回の調査によると、「お見合いブームは今後も続くだろう。シングルの人はお互いの支えとなるパートナーが必要だ」と答えた人は33.4%となった。
ある人は「寒い季節に一人で外を歩いていると、手をつなぎ自分と一緒に歩いてくれる、心から愛する人を求めている自分に気がつく。そんな人が傍にいたら、もっと心が温まり、自信も満ちてくるのに、と思う」というメッセージを残している。
調査では、シングルの75.2%が「近いうちに恋愛したい」と答え、58.7%が「何か辛いことにぶち当たったとき、誰かに支えてほしいと思う」と答えている。
キョウCEOは、「経済が不景気で事業も安定しないときこそ、誰もが暖かい家庭を望んでいる。事業が順調のときには、恋愛する暇もないが、上手くいかなくなったとき、誠実で信用のおける伴侶がいることこそが、生涯で最も大事なことだと悟るようになる」と話す。
「このような特殊な時期に若い人は、パートナーを見つけてこの辛い季節を乗り越えてほしい。2人なら1人の時よりも力が増すと思う」とエールを送る。(編集WM)
「人民網日本語版」2008年12月11日