2009年1月20日    中国語版日本版
更新時間:13:51 Jan 20 2009

専門家、鳥インフルの大流行を否定



 中国ではここ1カ月間、相次いで4人が鳥インフルエンザに感染したことがわかった。春節(旧正月)を前に、鳥インフルエンザが広範に大流行するのではとの心配が広がっている。衛生部の専門家は19日、中国では鳥インフルエンザの感染者が今後もところどころで確認される可能性はあるが、大流行することはないと指摘した。

 中国疾病予防センターウィルス研究所、国家インフルエンザセンターの舒躍竜主任によると、これまでの数例の患者の間にはなんら関連性はなく、個別に感染した偶然の症例に当てはまる。

 各国の鳥インフルエンザに関する資料をみても、鳥インフルエンザは冬から春にかけて発病数が他の季節よりも高まる。インフルエンザ・ウイルスは低温だと生存時間がより長くなり、鳥インフルエンザ・ウイルスもこれに該当する。

 専門家によると、北京で発生した鳥インフルエンザの症例からウイルスのゲノムの全配列が解読され、前回中国南部で発生した鳥インフルエンザのウイルスとほぼ一致した。本質的な違いやはっきりとした生物学的変異はなく、インフルエンザ・ウイルスとの混合現象は見られないという。

 鳥インフルエンザに感染した患者の治療は未だに困難を極め、致死率は60%を上回る。感染初期の症状は一般のウイルス感染と似ているため、多くの患者が十分に注意せず、最適な治療時期を逃してしまう。このため専門家は、鳥インフルエンザの患者にとって、いち早い発見、いち早い治療が回復へのカギとなると呼びかける。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年1月20日

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