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更新時間:14:45 Feb 26 2009

日本の細菌戦問題専門家、中国に証拠資料を進呈

 侵華日軍細菌戦義烏展覧館はこのほど、日本から前後して5箱の国際郵便小包を受け取った。箱の中身は、日本の細菌戦問題専門家・近藤昭二氏が提供した、細菌戦犯罪に関する証拠資料だった。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。

 近藤昭二氏が今回送った5箱分の貴重な資料の多くは、英語と日本語で書かれていた。義烏展覧館はこれらの「近藤資料」を収集・展示するだけにとどまらず、関係専門家や学者を集め、今後半年間で中国語、英語、日本語の翻訳・整理作業を行うという。

 67歳の近藤昭二氏は、有名な日本軍細菌戦問題専門家で、テレビ朝日の名プロデューサーでもあるベテランジャーナリスト。中国に侵略した日本軍による細菌戦で被害を受け、訴えを起こした中国側原告団の日本側証人だ。近藤氏はここ20数年、細菌戦の真相究明のため力を尽くしてきた。多くの旧731部隊兵からの証言採取とビデオ撮影を行い、中・米・日3国の膨大な数に及ぶ歴史関連資料に対する裏付け調査を進め、学界では「731細菌戦部隊の百科事典」と呼ばれている。調査の末に完成した「731部隊細菌戦資料集成」は、731部隊細菌戦の犯罪問題を世界に広く紹介する最も貴重な基本資料となった。同氏の撮影制作による、中国細菌戦の被害状況を記録したドキュメンタリー映画「隠蔽された731大虐殺」と「731部隊の真相」は、日本のテレビ朝日など主要メディアでゴールデンタイムに放映され、大きな反響を呼び、国際社会から広い関心が寄せられた。近藤氏は長い間、王選氏など中国人細菌戦被害者による日本への賠償請求に関する国際権利保護活動を支持してきた。大きな危険をも顧みず日本の裁判所に自ら出廷し、日本軍による細菌戦の犯罪実態を暴露し、日本の細菌戦犯罪の確固とした証拠を提供した同氏の態度は、「日本の良心」だと称えられている。(編集KM)

 「人民網日本語版」2009年2月26日

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