2009年4月8日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
更新時間:17:26 Apr 08 2009

中国の貧困にあえぐ母親、900万人以上

 統計によると、現在中国国内で低収入による扶助対象数は4320万人、絶対貧困人口1479万人となっており、うち、貧困にあえぐ母親の数は900万人以上にのぼる。とりわけ発展途上の西部地区では、さらに多くの貧困から脱出できない母親が存在している。彼女たちは朝早くから晩遅くまで休む間もなく働き、家計を支えるために奔走し疲れ果て、貧困、病気、自然災害の恐怖に堪え忍びながら、想像を絶する生活の重圧に耐えている。

 1995年、中国人口福利基金会は、貧困にあえぐ母親の救済をメーンテーマとした公益活動「幸福プロジェクト」を開始した。「幸福プロジェクト」では過去14年間、全国417の県(市・区)にプロジェクト実施ポイントを設立、累計投入資金総額は5億8千万元にのぼり、貧困にあえぐ母親のいる家庭20万7千世帯を救済、95万人が恩恵を受けた。しかし、各家庭に対する平均救済額はわずか2800元で、14年間の累計救済率は2.3%にすぎない。集められる資金に限りがあるため救済可能な家庭数にも限度があり、貧困に苦しむ母親の願いからはほど遠い。

 清華大学NGO研究所が2002年に「幸福プロジェクト」に対して行った評価報告によると、貧困にあえぐ母親に対し「あなたは『幸福プロジェクト』に対してどのような意見あるいは提案がありますか?」との問いに対し、86%の貧困に苦しむ母親は、「幸福プロジェクト」の救済限度額拡大あるいは救済期間延長を希望すると答えている。22%の貧困に苦しむ母親は、救済範囲の拡大を希望、より多くの人が救済対象となることを願っている。すなわち、大多数の母親は1000-3000元の救済限度額、および1年間という救済期限に満足しておらず、一部の貧困に苦しむ母親は、1世帯あたり1000-3000元の救済額では貧困から解放されるのは困難であり、余裕のある暮らしは無理で、一時的な困難の解決にすぎないと認識している。また、救済終了後、再び貧困に逆戻りする可能性が指摘される。(編集HT)

 「人民網日本語版」2009年4月8日

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