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全国統一大学入試始まる、1千万人が受験

 2009年「高考(全国統一大学入試)」が7日始まった。中国全土で約1020万人の受験生が参加、人生の最初の大きなハードルを迎えている。今年の一般大学の定員数は629万人。公平・公正を確保するため、中央政府、各地政府は相次いで関連規定を打ち出し、統一試験の安定に努めている。

 ▽各地で加点調整政策

 毎年「高考」が近づくにつれ、加点問題が注目されることになる。世論による監督力の強まりと、受験生の「高考」に対する公平を訴える声を受け、今年も加点政策について調整を行った省・自治区・直轄市が少なくない。

 まず、一部のコンクール実績が規範に則していないもの、証書が水増し加点された項目について調整が行われた。北京市の規定を例に挙げると、今後北京が認定する、国家2級スポーツ選手以上の資格を持つ受験生の試験項目が、15項目に限定されることになる。

 つぎに、「権利」を「得点」とする調整が行われた。例えば重慶市の今年の「高考」加点政策では、市級優秀学生の称号、および高校在学中に思想・人品の面で突出した実績をあげ、市人民政府以上から奨励表彰を受けた受験生については20点を加算することを継続する一方、市級「三好学生(思想人徳、成績、身体が優れた学生)」、優秀学生幹部への加点規定を取り消している。

 ▽多くの大学で地元募集が減少

 教育部関連責任者が明らかにしたところによると、今年は重点規範推薦学生など特殊なケースの学生募集について、厳格に規定に基づき基準を公開し、資格および結果を公示、全過程を監督し、通報があれば調査を行う。

 このほか、長年にわたり議論となっている地元生徒の募集問題については、一部大学で実質的な改善がなされた。教育部は今年の「高考」に先立ち、教育部に属する大学に対し地元募集率を圧縮し、将来的には30%以内に抑えることを求めている。

 ▽「電子の眼」で全国の試験場をパトロール

 「高考」実施に伴い発生の可能性がある不正行為に対し、教育部は3日、「高考」通報電話番号を発表したほか、「電子の眼(オンライン動画)」を通じ、全国各地の試験場、試験室、機密保持室に対して不断にオンライン巡査を行う。

 教育部は4日、2009年「高考」第1号警告を発表、受験生と家族に対し、不法犯罪者のデマに耳を傾けないこと、ニセの「高考」試験問題・答案用紙、不正機材を購入あるいは使用せず、規定に違反しないように呼びかけた。不正実行者については、確認され次第、今年の合格資格のみならず、翌年の受験資格も取り消され、法律に違反した場合は法により法的責任を追及されることになる。

 「高考」前日、教育部は「5項目の禁令」を発表し、再度警告を発した。「5項目の禁令」とは、▽高一・高二在校生の「高考」参加厳禁▽無線通信装置を利用した不正厳禁▽集団不正の組織あるいは参加厳禁▽「替え玉」受験の厳禁▽「高考」受験資格詐取による受験の厳禁。教育部によると、規定に違反した受験生は受験資格が取り消され、関係者は法律法規にのっとり処罰されることになる。

 ▽公安部も不正防止に本腰

 公安部はこのほど特別に通達を発布、各地公安機関に対し現地の実情と密接に連携させ、「高考」に関する不正、試験問題・答案用紙の押し売り、試験の安全に危害を及ぼす有害情報を流すこと、不法な採用、「高考」を悪用した詐欺など違法犯罪活動を綿密に予防、厳格に取り締まるよう要請した。

 公安部はまた、各地関連部門は戸籍登記管理規定を厳格に遵守し、受験生の戸籍管理を強化、現地教育部門との協力の下、受験生の身分審査業務を完遂し、規定に違反して戸籍を異動、民族名を変更するケースについては、断固とした是正を行うよう強調している。(編集HT)

 「人民網日本語版」2009年6月8日

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