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今年の大学入試の作文問題のテーマがより身近に




 高考(全国統一大学入試)の作文の問題は一般にその当時の社会情勢に関連している。そこから教育の理念や社会の変化といった多くのものを読み取ることができる。今年は多くの地方で、形式が開放的でより生活に密着した作文の問題が出された。

 清華大学付属中学の特級教師の楊建宇氏は次のように述べている。「受験生はみな1990年以降の生まれで、受験生に対して積極的な向上のための奨励の役割がある。例えば四川省の地震や国際的な金融危機、現在の新型インフルエンザなどに加え、鉱山での事故や水害、旱魃といった現在の情況を見ると、1990年代生まれの若者に対して、困難の中から振興し、挫折の中から飛び立つように励ますことが必要だと考える。こうした意味から、ここ数年の作文の出題はよいテーマが出されていると思う。」

 今年の問題の形式は様々で、学生に比較的大きな自由に能力を発揮する空間を与え、能力を見せることができるようになっている。しかし多くの受験生が、出題の局限性は小さく範囲が大きいものの、逆に作文のテーマを外れてしまうことを心配している。

 入学試験の国語の採点に長年携わってきた楊氏は、作文は「テーマを論じる」概念を弱め、言葉の表現能力をより重視すべきだと考えている。

 「学生の思考を決して制限すべきではなく、学生がテーマから外れたと軽々しく判定すべきではないと言える。普段の練習の際には学生の大胆な思考、イメージ、飛躍的な思考方式を奨励すべきだ。これらの中から光るものが生まれてくると考える。」

 楊建宇氏は、作文が試すのは受験生の言語応用能力であるため、大学入試の作文の採点は言語表現という点から始め、正確かつはっきりと思想を表現できているかどうかを試験のポイントにすべきだと述べている。(編集YH)

 「人民網日本語版」2009年6月9日

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