コカ・コーラが「コカ・コーラ ゼロ」事件にコメント
ベネズエラでのコカ・コーラ ゼロ販売停止についてコカ・コーラ(中国)飲料有限公司は同社のウェブサイトで声明を発表し、消費者に提供している飲料は安全で信頼でき、中国政府の健康及び食品に関する法律の要求を完全に満たしていると述べた。現在はまだ販売戦略調整の計画はないという。
コカ・コーラ(中国)飲料有限公司のディレクター・オブ・コミュニケーションの翟嵋氏は、同社の製品に問題はなく、ベネズエラは販売停止の具体的な原因を説明していないと述べている?
スーパーではコカ・コーラ ゼロが依然として陳列棚で大きなスペースを占めており、スーパーの一部では店舗の目立つ位置に専用エリアを設置してペットボトルや缶のコーラが売られている。アスパルテームに関する論争はコカ・コーラ ゼロの売上には影響を与えていないようだ。一部のノンシュガー・ガムにも砂糖の代わりにアスパルテームが使われている。食品への添加の是非は問題にならないのだろうか。
国家食品質量安全監督検験センターの職員によると、各種の食品に必要に応じて添加できるという。
アスパルテームは200カ国以上で広く使用されている砂糖の代わりの人工甘味料で、比較的一般的な人工甘味料の一種だ。
国家質検総局は、コカ・コーラの関連情況を輸出入食品安全局と国内の食品市場の監督管理を担当する食品生産監管司に報告済みで、この件を重視していると表明した。(編集YH)
「人民網日本語版」2009年6月17日