個人のcnドメイン登録、開放が有望
あるメディアがドメイン登録監督管理が十分になされていないと批判したことを受け、中国インターネット情報センター(CNNIC)はただちにアクションを起こし、昨年12月14日午前9時から、個人ユーザーのcnドメイン登録申請権利を取り消すと発表した。すなわち、ユーザーは企業営業免状あるいは組織・機構登録番号証を提示しなければ、cnドメインを登録できない。しかしながら業界専門家は、この手法は単純かつ粗暴で、cnドメインの個人向け開放問題に関連し、紆余曲折が予想されるとした。
CNNICがこのほど政府当局から得た確実な情報によると、CNNICは主管部門の要求に基づき、個人ドメイン登録開放方案の起草を研究している。
CNNICは同月14日、「ドメイン登録情報確認業務完了に関する通告」を発表した。同「通告」は「ドメイン所有者は個人あるいは非法人組織」としており、どのような資料を提出すべきか記している。このニュースは外部からは、個人ドメイン登録管理が「緩和された」情報と認識されている。
CNNICの斉麟・主任助理は取材に対し、上記の「通告」は、昨年12月14日午前9時よりも前に既に登録されているcnドメイン登録情報確認業務が解決したことを発表したもので、ドメイン登録情報の真実性、正確性、完全性を確保したと述べている。「昨年12月14日午前9時以前に既に登録されているドメインについては、ドメイン所有者は関連要求に基づき、ドメイン登録サービス機構のドメイン登録情報確認業務に協力し、且つ違法な用途がなければ、関係ドメインを引き続き所有できる」。斉主任助理はこのように述べている。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年1月19日