中国最大の軍艦、アデン湾に遠征 (3)
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隊員約1千人を載せ、アデン湾に向け出航する中国海軍第6陣の護衛艦隊の宣誓大会が6月30日、広東省・湛江の軍港で盛大に行われた。
中国海軍副司令員の徐洪猛中将が大会に出席、南海艦隊の黄嘉祥政治委員がスピーチを行った。
第6陣の護衛艦隊は、南海艦隊の揚陸艦「昆侖山」、ミサイル駆逐艦「蘭州」、双胴船、現在もアデン湾で護衛任務についている総合補給艦「微山湖」で構成される。
排水量1万8千トンの「昆侖山」は国内では最大の軍艦。この軍艦に随行する高い機動力を備えた双胴船は、海軍が誇る最新装備で、護衛任務に初めて登場した。
中国海軍の大型揚陸艦が、水・陸両兵力を備えて遠洋護衛任務につくのも、今回が初めてとなる。(編集KM)
「人民網日本語版」2010年7月1日